5年前に母が亡くなり、一人で頑張っていた父。
そんな父を去年5月に送りました。
家庭的な母でしたから、料理に片付けなど家の中はいつも
きちんと整理され最後まで人生を楽しんでいました。
旅行好き、カメラ好きな父でしたから残された写真は、
すごい枚数です。
当時の重たい「増えるアルバム」できちんと整理されており、
その数、ざっと６０冊。
先日から実家のかたずけを姉と始めました。
このアルバムをどうするか・・・・
姉と検討し、枚数を減らして無印の差し込むアルバムに
整理してそれぞれが持ち帰ろうということに。
大変な作業でした。
アルバムだけで数日間かかりました。
二人の結婚から始まり、姉が生まれ、私が生まれ・・・・
それぞれの成長記録。私たちが独立、
父と母との旅行記録。孫の成長。父は、陶芸の趣味もあり、
作品写真の数々。
父と母の60年の人生をたどる旅をしているかのようでした。
終わった時には、姉も私も呆然と・・・。
そして不思議と幸せな気持ちになりました。
「二人は、幸せだった。十分充実した人生だったね」と。
そんな二人のおかげで私たちが今いる。
「感謝だね」と
大切な父と母を亡くした寂しさや悲しみ。
暗い心がパッと晴れた思いでした。
そして父母の血を受け継ぎ私も写真好き。
結婚してからの３０数年の歴史がしっかり「増えるアルバム」に
収められ結構な数。およそ４０冊。
今は、写真も簡単に撮れ、データ化して整理できる時代です。
便利になりました。
夫と歩んだ人生を振り返りながら、1日１冊と決め
我が家のアルバム整理に取り掛かっています。
整理し終わった時、どんな気持ちになるのだろう。
少し期待をしています。
ポチッとお願いします
