芽吹く季節に義母を送る


寒暖差はありますがすっかり春めいてきました。

来週にも桜開花宣言のようです。

 

 

「芽吹く季節は、亡くなる人も多い・・・」

と亡き母が言っていたのが忘れられない。

 

その時は、「へ〜」なんて軽く聞いていましたが、

夫も父も春でした。

 

 

 

そして今週義母の納骨を終えたところです。

 

義母は107歳でしたから、大往生です。

 

102歳まで同居しそれからホームへ。

気丈で実直な性格でした。

 

義母は、夫を早くに亡くし苦労をした人生でしたが、

その気丈な性格が長寿につながったのでしょうか。

 

夫は、義母をホームへ移しまもなく癌が見つかり

あっという間に逝きました。

 

このタイミングは、なんなのだろう・・

 

と思いましたが、義母は認知症も進み、息子が先に逝ったことを

知らせずに終えたことは、唯一良かったことです。

 

 

 

 

夫が亡くなってからもずっと節目節目に連絡をくれ

私を気遣ってくれる夫の友人がいます。

 

彼は、遠方に住んでいるのですが、夫が学生の時からの友人で

連絡をくれるたびに羽目を外した若き日の思い出を楽しそうに

話し、夫を偲んでくれます。

 

また野菜が育った、庭の柿が豊作だと

その度に新鮮なものを送ってくれ

いつも土の匂いや季節を感じる宝箱のようで

彼の優しさに感謝しています。

 

 

彼はいつも澄んだ空気を楽しみながら

笑顔でいる方。

そんなイメージでした。

 

 

 

そして昨日も連絡をくれました。

いつものように明るいのんびりした声。

 

それが「膵臓癌がみつかりました。しばらく治療に入ります」と

言うではありませんか・・。

 

 

なんとも心配な報告です。

 

 

 

医療も日進月歩。

上手に前進してほしい・・

ただただそう願うしかありません。

 

 

 

あらためて「人生は・・・」と

自分に問いかけます。

 

 

 

日々予測のつかないことが次々と起こります。

 

嬉しいこと

楽しいこと

辛いこと

心配なこと

寂しいこと

悲しいこと

・・・・・

 

 

それが人生なのだ

その中を進むことが人生なのだ

 

 

今日のあたりまえは、明日はどうなるかわからない。

 

 

今を大切に生きよう!

 

あらためて強くそう思いました。

 

 

 

 

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