エゴン・シーレ展

寒い日が続いていますね。

今日は、東京都美術館で「エゴン・シーレ展」をみてきました。

昨年末にピカソを見に上野公園に行った時は、

紅葉していた銀杏の木も流石に肌木となっていました。

 

エゴン・シーレの展覧会は30年ぶりだそうです。

とても懐かしい気持ちでした。

 

学生の時から大好きでシーレの画集は、幾度も幾度も見て、

ページが絵の具だらけになっているほどです。

 

会場で作品が目に入るなり、「また会えたね」

そんな言葉を心の中で呟いていました。

 

まるで昔の恋人に会ったかのように・・・

 

 

期間は1月26日から4月9日と長いですが、

気になる方は、ぜひ早いうちに足を運ばれた方が良いと思います。

 



今日も多くの人が訪れていました。

 

 

ウイーンが生んだ若き天才シーレ(1890ー1918)ですが、波乱に満ちた

28年の生涯を駆け抜けました。最後は、スペイン風邪で亡くなりました。

 

長く生きていたらどんな名画が生まれていたのだろうと考えざるおえません。

 

作品を見つめるとシーレの苦悩、痛いほど伝わるその葛藤が

キラキラと宝石のように輝いています。

 

いつも展覧会でグッズなど買わないのですが、

今日は、めずらしくマグカップを購入。

 

昔の恋人との別れを惜しみながら

購入したマグカップを抱いて美術館をでました。

 

 

 

上野公園内を不忍の池方向へ歩き、池を横切り、

15分ほど歩き、ずっと行きたいと思っていた

旧岩崎邸庭園」へ向かいました。

 

三菱創業者の岩崎彌太郎の長男、三菱第3代社長の久彌の

本邸として明治29年に造られたものです。

ジョサイア・コンドルの設計で17世紀の英国様式の見事な

装飾、イスラム風のモチーフなどが採り入れられています。

 

外観も素晴らしいですが、中に入ってみると圧巻です。

 

 

 

 

 

 

江戸、明治、大正と歴史を動かした三菱財閥を感じる重要な建物です。

 

 

 

入口の門塀には、岩崎家の家紋があります。

中央に菱形が3つ横向きに重なっています。

この菱形を使ったのが、三菱のマークだそうです。

 

シーレ、旧岩崎邸と、素晴らしいものをたくさん見て

思わず天を仰ぎ、胸がいっぱいの1日でした。

 

 

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