竹のように生きる

f:id:murokids:20220103074024j:plain

2022年も始まりました。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

暮れに叔父から電話がありました。

5年前亡くなった母の弟です。

母を思い出しいろいろな話をしてくれました。

幼少期の母の様子、若かりし日の母、そして老年期・・・

 

叔父は広島在住ですから年に何度か電話で話をするくらいの

関係だったとおもいます。

 

叔父の話では、母を偲び、母の位牌まで作り

日々線香をあげてくださっていると聞き驚きました。

 

叔父とは、冠婚葬祭でお会いするぐらいでしたが

「優しさがにじみ出ているようなやわらかい人」

といった印象の人。

 

私の母は、真面目でなんでも一生懸命。

もてなすことが好きで

明るくいつもみんなの中心にいるようなタイプ。

ただ強いようで折れやすい一面もありました。

 

そんな話をしていると叔父は、

「竹のようにしなることができる人が強い人なんだよ」

と。

 

竹のように・・・

 

私の胸に大きく響きました。

 

 

竹は、強い風が吹いてもしなやかにしなり、折れません。

そして笹の葉が触れ合う音は、耳に優しく心を落ち着かせる。

割れば気持ちのいいほどにまっすぐにさける。

 

 

ロシアの作家、アントン・チェーホフ

人生を竹に見立て

「大きな出来事が竹の節であり、

節と節の間にある生活の連続こそが人生である」

と言っているそうです。

 

節目節目で「よし!」と気合をいれて歩み進める。

それが、心豊かに人生を豊かに送る秘訣と。

 

また節が強いのは、節があるからだそうです。

 

 

人も同じ・・・。

 

節かあ・・・・。

 

 

一昨年は夫を、昨年は父を送りました。

これも私の節か・・

 

人生とは、なにかなどと

さまよっている私に

一筋の光が差したようなお話でした。

 

生きる姿勢を見つけたような・・・

 

 

今年は、「竹のように生きよう!」

しなやかにしなりながら!!

 

そう思いながら元日を迎えました。

 

佳き一年でありますように!

 

 

ポチッとお願いします

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代一人暮らしへ
にほんブログ村

一人暮らしランキング

思わぬひとり暮らし - にほんブログ村