やっと秋の空気になりました。
久しぶりの投稿になってしまいました。
毎年ですが、私にとって夏は仕事が立て込み忙しい季節です。
子供に造形を教えていますが、夏休みになり通常の授業とは別に
イベントがあったり、講習会があったりと追われます。
仕事の忙しさに疲れを溜め、時間に追われていると
時に深いため息がもれるものですね。
人生ってなんだ？なんて。
「忙しい」という字は、心を亡くすと書くことに苦笑いし
大好きな仕事のはずが、少し離れたくなる瞬間さえ覚えます。
生きるってそんなものだよね。
と自分につぶやき慰めたりして・・・・
５月下旬に長女が女の子を出産。その子も３ヶ月になりました。
私の休日を見計らって、顔を見せてくれます。
やっと首がすわりかけ、天使のような笑みを浮かべるようになりました。
この子は、これからどんな時代を生きるのだろう・・・。
どんな人生を繰り広げていくのだろう・・・。
良き人生であることを祈ります。
休日の今日も、子供を連れて遊びに来た長女。
散歩がてらベビーカーで近所の新しくできた図書館へ行くというので
一緒に出かけました。
本屋はよく行くけれど、図書館はあまり利用していないなあ。
新しい図書館は、床も綺麗で気持ち良く、まだ本棚が空いていたりするけれど、
書店とは違った落ち着きと豊かさが詰まっていました。
娘は、自分の探していた本と絵本を数冊抱えていました。
私は予定はなかったけれど
最近読みたいと思っていた中原中也の詩集を借りて帰りました。
帰り道、最寄りの駅の線路ぎわに
つぼみをたくさんつけたチョウセンアサガオが
茂っていました。
いつも通っているのに気がつかなかった・・・。
真っ白な花が咲くのが楽しみ！
路地で楽しみが１つできました。
家に戻り借りて来た詩集をめくりました。
詩集は久しぶりです。
そこには、言葉一つ一つがキラキラと輝いていて
驚くほどに時がゆっくりと流れている・・・
あれ？
この夏の私はなんだったんだ？
思わず天井を見上げ鼻から空気を胸いっぱい吸ってみました。
「忙しい」時間を過ごし、我を失いかけていました。
そろそろ
ゆっくり秋を感じたい。
そう思わせてくれる休日でした。
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