たまご

先日、娘夫婦から荷物が届きました。

何かなあと開けてみると

「たまご」!!でした。



 

 

私たちの食生活の中で当たり前にある「たまご」。

そういえば、父は生前その「たまご」にこだわっていました。

スーパーの安い卵は買わない。

実家の近くに高島屋がありましたので、

地下で10個1000円ほどの

卵を買っていました。

 

私は、90にもなると舌が肥え、贅沢だなあーと、思っていましたが、

父は「栄養価がちがうんだぞ」と。

 

確かに高いサプリメントは買うのに

たまごは、スーパーの特売日で安い卵を選ぶのは、

よく考えてみたら矛盾だらけ・・・・。

 

90の父が、体を気遣い栄養を考え

良いたまごをデパ地下で購入するのは、

なにも贅沢ではない。

 

 

それから私もスーパーの特売品はやめ

なるべく「平飼いたまご」を選ぶようになりました。

 

 

特売だと10個で98円などという時もあります。

冷静に考えると、少し怖くなる・・・・。

 

安く出荷されるたまごの実態は、

鶏を一つのケージに5匹くらい入れられ、太陽はあたらず

たまごを産むためだけに生かされています。

本来は、太陽を浴び走り回り砂遊びをすることで

ダニ、寄生虫などの体の汚れを落とします。

それができないこうした鶏たちは、雛の間は、

抗生物質、合成抗菌剤を飼料添加物として投与。

運動はできないので骨は弱い。

本来年間20個ほどしか卵を産まない鶏を品種改良で300個ほど

産ませるらしい・・・。

 

そう考えるとたまごを見直したくなります。

 

届いた「天美卵」は、鳥取の大江の里自然牧場で

鶏本来の自然の姿で飼育されているそうです。

 

 

遺伝子組み換えを行なっていないとうもろこし、

山陰ならではの魚粉、かに殻、そして牧草など抗生物質などの

薬品は一切使用していません。

 

 

そんな鶏たちが産むたまごです。

栄養価は、違うはず!!

 

成分比較表をみると納得です。

DHA,EPAなどの栄養価が豊富!

しかも低コレステロールです。

 

 

まずは、生で1ついただいて見ました。

 

しっかりした殻を割ってみると

プルンプルンの黄身と白身

 

 

まぜていただくと

「あれ?今までのたまごと違う・・・」

 

クセがなくまろやかで、

黄身の旨みを感じます。

 

 

いつもこんな良いたまごはいただけませんが、

特別な幸せな気持ちになりました。

 

卵を産んでくれる鶏に感謝し、

大切に育ててくれている生産者に敬意を覚え、

送ってくれた娘夫婦の優しさに心が癒されました。

 

 

ポチッとお願いします

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代一人暮らしへ
にほんブログ村

一人暮らしランキング

思わぬひとり暮らし - にほんブログ村