先週末、娘と浅草寺に行って来ました。
江戸の趣を色濃く残す浅草は、
東京を代表する魅力的なエリアの一つです。
地下鉄から地上に出た瞬間、
江戸文化のテーマパークに入ったかの様な
空気に包まれるのも浅草ならではでしょうか。
まずは、参道の入り口の雷門が迎えてくれます。
そこからが本番です。
浅草寺に向かう仲見世通りは、1688年元禄時代ごろに誕生したそうです。
江戸時代の庶民のにぎわいまでも想像することができます。
この通りをメインに脇道、裏通りなども名物ストリートにつながっています。
いよいよ本堂へ。
前日は、雨だったせいもあり多くの人で賑わっていました。
お賽銭を入れ、手を合わせます。
このコロナ禍、またロシアによるウクライナ侵攻と
世界は大変なことになっています。
微力ながらお願いしたいことは山積みです。
皆、同じ気持ちなのでは、ないでしょうか。
いつもより、ゆっくり手を合わせ心を鎮めました。
さて、お参りをすませたら、娘が調べあげていたランチへ!!
名店はどこも長い列を作り始めていました。
このエリアの週末は、目的のお店を
事前に調べておくことが必須の様です。
今回、娘が行きたがっていたのは、洋食屋「ヨシカミ」です。
11時半オープンですが、「その時間に向かっては、90分待ち」
という情報を得て、11時に現地に到着。
すでに20人ほど並んでいました。
お店も、並んでいる人も「さすが!」と思いました。
私自身は、「並ぶ」なんて絶対しないタイプですが、
ここは連れがいる醍醐味ですね。
一人と二人とでは、楽しみ方が全然違う。
並んでいる間にメニューをくれ、ゆっくり選ぶことができます。
お店の人もとても感じがよく、お客への声掛けに心がこもっているのが
伝わりました。
案外店内は広く、開店と同時に入ることができました。
二人でしたので厨房が良く見えるカウンターでした。
小さな店なのにたくさんのシェフが動いています。
人気の秘密がわかります。
昔ながら洋食屋さんというイメージではなく
有名ホテル名店の厨房を思わせる光景でした。
私たちは、目的の「ビーフシチュー」を頼みました。
「人生の中でこんなにおいしいビーフシチューは初めて!!」
と思わず、娘にため息交じりに呟いてしまうほど!
とろとろのビーフもごろごろ入っています。
ライスと一緒にいただくと一層美味しさが増しました。
お値段は2600円とお高めですが、大満足の逸品でした!!
満腹になったところで、今度はおかし作りにはまっている
娘の要望で合羽橋へ
10分ほど歩くでしょうか。
その道すがらも楽しくて、あっという間に
道具街につきます。
台所道具店、瀬戸物屋などが軒を連ねますが、
一番の目的「馬嶋屋菓子道具店」には、驚かせられました。
洋菓子、和菓子の道具、また道具の修理、作成までやっています。
創業70年、その志は素晴らしく
お菓子愛に溢れています。
お客様が、おいしいお菓子ができること。
お菓子を通して喜んでいただくこと。
道具を通して素敵な時間が過ごせること。
日本菓子の伝承
「洋食屋ヨシカミ」に続き、お菓子道具店からも
なにか「本物とは」と物事の精神を教えられる様でした。
各階に登る螺旋階段の柱には、びっしり番号がついたクッキー型が並んでいます。
欲しい番号は、引き出しから取り出します。
見たことのない形ばかり。眺めているだけて、作りたくなります。
そのほか、シリコンの型や、焼印などあり、
希望のものがあれば相談作成までしてくれます。
お菓子作りが好きな方は是非一度いってみるといいと思います。
そして合羽橋の道具街から15分ほど。
今度は、蔵前に向かいました。
ここは、娘の計画のなせる技。
蔵前についてもどこにお店があるのだろうというエリアです。
ビルや普通の建物の合間にポツンとお店が現れます。
包装資材店「レガーロパピロ」です。
狭い店内なのに、ぎゅっと魅力的な包装紙やリボン、袋などが
詰まっています。
そしてまた、すこし歩き今度はマスキングテープ「mt」のお店。
今やマスキングテープは、どこにでも売っていますし
わざわざ・・・と、思いましたが、娘についていくと・・・
あらゆる幅、柄のマスキングテープ。
こんな使い方もあったのか・・・などと目から鱗の提案などもあり
マスキングテープをちょっと見直すことができました。
このお店を出た頃は、もう真っ暗!
娘も私も胸いっぱいの感動の1日でした。
身近散策でもこんなに楽しめるのだ!
東京をもっと楽しもう!!
と娘と話しました。
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