ママ友からの電話

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昨夜、子供が幼稚園、小学校の時に一緒だった

ママ友から電話がありました。

 

当時は近所でしたが、子供の小学校卒業後、

家業を継がれる夫の実家に引越しをされ、

それ以降はお互い年賀状だけの

お付き合いとなっていました。

 

昨年暮れ、私が喪中のハガキで近況を報告。

慌てて連絡をくれたのも彼女でした。

 

子供の幼稚園入園からの付き合いですから、

もう25年以上前になります。

 

近所ゆえ、家庭環境もよくわかっていましたし、

夫を交えてなんども会っています。

彼女の息子さんの中学受験の悩みなども夫が励ましたりしたこともあり、

夫のことを残念がり偲んでくれました。

 

そんな彼女の性格は、一言で「明朗快活」というのが、ぴったりです。

 

お互い子育てを終え、介護の大変さも経験をし一段落。

 

私は、娘2人ですが、彼女は、息子と娘の2人です。

一緒に通ったのは、上の息子さんでした。

 

彼女の子育ては、半端なものではありませんでした。

必死に全力で取り組んでいる!

という感じ。

 

もちろん私も全力で関わったつもりですが、

ちょっとタイプが違います。

 

なんでも一生懸命な姿勢は好きですので、応援するのが私ですが、

心配になるほど、のめり込み、

子供はストレスで軽く症状が出てしまうほどの

勢いでした。

 

それが、彼女なのだ・・・と、

一歩置いて応援していた思い出があります。

 

彼女の息子は、医学部に進み、今は大学病院勤務です。

 

積もる話は、つきませんでしたが、

 

「なんかさ〜、子供を医学部出したらイイことが、

あるかと思ったけどなにもなかったよ〜」

と彼女。

 

「〇〇くん、立派になったじゃない!」

 

「まあ、食べれない心配は、ないけどね・・・」

 

と、力なく。

 

医者は、素晴らしい仕事です。

その仕事にやりがいと夢をもって向き合う息子さんであってほしい。

 

純粋に私はそう思うけれど、

多額の学費を納めてきた親の期待というのは、

違うのかもしれませんね。

 

 

子供は、独立したら、

「元気でいてくれるだけでありがとう」

これぐらいが、ちょうどイイ。

 

期待や見返りを求めて、

ギクシャクしている親子関係も多くみます。

 

自分だって、十分に親孝行できただろうか?

 

子供が無事社会人となり、自分の道を進もうとしていたら、

大きな親の役目は終わったと思っています。

 

これからは、自分の人生に責任をもって私自身が自立すること。

そう、心に言い聞かせています。

 

 

そして、子供達と楽しく関われたら、

これほどの幸せはない!!

 

 

 

そんな、子育て論まで白熱し、

「間違いない!」

と、彼女。

 

コロナが、落ち着いたら会おうねと、約束をし電話を切りました。

 

 

子供を必死に育て、親の介護から人生を学び、

大きなトンネルを一つ抜けると

全然違う景色がそこにはある。

 

これからどんなことが展開されるのか・・・

不安はあるけれど、あらためて清々しい気持ちになりました。

 

 

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